ストレスから物忘れをしやすくなる理由

ストレスは溜めないことが鉄則

ストレスが溜まる原因は、人によって様々ですが、一般的には人間関係や仕事が大きなウエイトを占めています。中には、まったく感じないという人もいますが、不眠、食欲不振・過食、物忘れなど健康に異変を生じた場合には注意が必要です。体調に異変を感じたら、我慢をしないで早めに休息をとって、症状が悪化しないように心がけることが大切です。
 

ストレスで物忘れ

ストレスは、心身だけでなく頭にも悪影響を及ぼします。集中力が維持しにくくなったり、記憶力の低下にもつながります。高齢になれば脳は劣化し、部位によっていろいろな認知症の症状が起こりますが、物忘れもその症状のひとつです。そのため、通常は物忘れが頻繁になり、生活に支障が生じた場合には、まず認知症を疑うことが多いです。しかし、ストレスが原因でも脳が情報を記憶できにくい環境となるため、忘れっぽくなります。
 

脳は敏感

脳を使わずに生活することは不可能ですが、酷使するとホルモンや自律神経のバランスを乱しやすくなります。自律神経が乱れると、不眠になったり、イライラしやすくなります。ホルモンのバランスが悪くなれば、肌荒れをしたり、体調不良を誘因します。また、コルチゾールというホルモンが分泌されやすくなると、記憶に深い係わりがある脳神経の働きを抑制するので、物忘れを起こしやすくなります。また、脳は左と右とではそれぞれ異なった働きをもっていて、健全な状態なら左右の血流は均等でバランスを保っています。しかし、ストレスを受けると左右の血流量が均一でなくなって脳が緊張状態になります。特徴として、心拍数の上昇、手のひらや脇などの発汗があります。
 

物忘れは一過性

頻繁な物忘れの原因がストレスである場合、一過性のものなので、脳や心身をリラックスさせれば解消できます。まずは、体の緊張をほぐしてリラックスさせることが必要で、体がリラックス状態になれば脳の緊張もほぐれます。リラックスさせる方法はいくつかありますが、どれも自宅で簡単に実施できます。好きな音楽を聴く、ゆっくりと湯船に浸かる、軽い運動をするなどで、アロマオイルやハーブティーも効果的です。趣味で気分転換をする方法もありますが、パソコン・スマホ・テレビなどでゲームをしたり、長時間のラインのやり取りなどは視神経を酷使するので、かえって脳を疲れさせてしまい逆効果となります。少なくとも、睡眠の1時間前にはデジタル機器の使用はしないほうがよいでしょう。また、手芸や読書も目を酷使するので、ほどほどにすることが大切です。